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【製品情報】耐クラック 鉛フリーソルダペースト LF-C2

車載要件を満たす高信頼性

近年、鉛フリーはんだには優れた耐ヒートサイクル性が求められるようになりました。硬い合金はヒートサイクル時の変形が少ないため好まれる傾向にありますが、硬いゆえに衝撃などの力を吸収することができず、加わった力は接合界面部や部品へ伝わりダメージを与え、クラックなどを生じさせます。「LF-C2」は強度のバランスを最適化することにより耐ヒートサイクル性に優れた合金特性に仕上がっています。表面実装の課題となっているボイドも低減します。

LF-C2のシェア強度はSAC305を凌駕。クラックの発生も抑制

  • シェア強度比較(ヒートサイクル数2000回)
  • ヒートサイクル2000回後のフィレット断面比較

表面実装の課題のひとつ「ボイドを低減」。SAC305よりも低温で実装可能

  • ボイド低減性を実現(LF-C2のボイド観察結果)

    観察方法:はんだ付部X線透過像
    試験部品(左):R3216
    試験部品(右):QFN 10mm角サーマルランド

  • 低融点(SAC305よりも低温での実装が可能)

    LF-C2は表面実装の課題となってるボイド発生量を低減しています。ボイドの発生を抑えることにより、ホットスポットの抑制、直行率向上に寄与。またSAC305よりも低温での実装が可能です。